静岡県マンション・ビル改修技術協会(SRTA)は5月29日、静岡市葵区の中島屋ホテルで2025年度通常総会を開いた。約80人が集った。
森英智会長(写真)は冒頭、「時代は土木も建築も、公共施設も民間建築も、明らかにメンテナンス、リニューアル、維持保全、長寿命化という方向に流れていることは確実」と断言。その上で「時代のニーズ、ユーザーニーズを見誤ると、すべての業界、企業の衰退は免れないし、ニーズがあるのに手をこまねいているような業界は発展しない」として、協会の今後の活動への意気込みを示すとともに、会員の協力を求めた。
その後、議事に移り、エンドユーザー向けの取り組みを本格化させる事業計画案など、第1~第4号議案を満場一致で可決した。
来賓あいさつでは、天野一静岡県議会議員、鈴木澄美静岡県議会議員、静岡県くらし・環境部の勝又宏幸建築住宅局長が、いずれも今後の改修市場ニーズの拡大を予測し、協会活動に対して大いなる期待を寄せた。