
「改修」工事の必要性
賃貸マンションや民間の賃貸ビルでも、定期的なメンテナンスと一定期間の周期での大規模修繕が必要なのですが、加えて「改修」に対する意識も大切です。 まず「修繕」と「改修」の定義について簡単に説明しますと、修繕とは老朽化や損傷した部分を元の状態に戻すことを言い、改修とは建物の機能や性能を向上させることを言います。 賃貸マンションや民間の賃貸ビルなどにおいては、空間そのものが商品ですから、建
賃貸マンションや民間の賃貸ビルでも、定期的なメンテナンスと一定期間の周期での大規模修繕が必要なのですが、加えて「改修」に対する意識も大切です。 まず「修繕」と「改修」の定義について簡単に説明しますと、修繕とは老朽化や損傷した部分を元の状態に戻すことを言い、改修とは建物の機能や性能を向上させることを言います。 賃貸マンションや民間の賃貸ビルなどにおいては、空間そのものが商品ですから、建
マンション・ビル大規模修繕工事の 「困った・・・」 は、 わたしたち(SRTA)にご相談ください! ◆困ったらここ。 静岡県内には2025年現在、大規模修繕に特化した組織は当協会以外には存在していません。管理組合をサポートできる組織がないのは大問題。それが当協会の設立理由ですから、言わばマンション大規模修繕の「駆け込み寺」だと思っていただいて結構です。 ◆優秀な企業が集結。 県内にはマンション大規
コンクリート建築物の寿命 コンクリート建築物の寿命に関する話題がよく上がります。そして、皆さん、よく「50年」との認識をお持ちです。不動産の減価償却計算に用いられる法定耐用年数が基準になっていると思われます。例えば、鉄筋コンクリート建築物の法定耐用年数を見ますと、用途によって多少の違いがあり、事務所ビル50年、マンション・宿舎など47年、病院39年、飲食店用建物34年などとなっていま
建物の改修工事は、構造物の機能を回復させたり、時代ニーズやユーザーニーズに合った新たな価値を付加したり、といったジャンルです。きちんとメンテナンスしながら寿命を延ばしていくこと、建物を長く大切に使い続けることは、昨今の環境配慮の観点からも経済的な観点からもとても大切なことです。 その割に「改修」は、建設業界の中でも「新築」に比べて陽の当たりにくいジャンルです。工事金額が小さく市場的に旨味がないこと
皆さんがお住まいの分譲マンションで大規模修繕工事の時期を迎えたとします。建物をリニューアルするということだけで言えば、他の建物と大きく変わった点はありません。ただ、分譲マンションの大規模修繕は、さまざまな理由でかなり特殊なジャンルであるということができます。 分譲マンションの皆様が「大規
マンションのメンテナンスは故障、損傷に対応して随時行う必要がありますが、大規模修繕は計画的に、定期的に実施します。どの程度の周期で行うものなのでしょう。 一般的には12年程度とされていました。これは外壁の修繕に関するもので、国土交通省がまとめたガイドラインにそのように記されていたものが広く浸透したのです。 ただ、その後ガイドラインは改定され、外壁の塗装塗替えは、改定前の12年から12~15年に変更