静岡県マンション・ビル改修技術協会(SRTA・森英智会長)は3月14日、静岡市内で第9回勉強会を開いた。SRTAとしては、マンションの一般居住者向けに広く門戸を開いた初めての取り組みとなった。約50人が参加した。
SRTAでは、主に会員向けに年間6回の勉強会を計画的に実施しており、これまでも一般ユーザーにも門戸を開いてきた。しかし、今回の勉強会はマンション居住者向けと位置づけて勉強テーマを選考、積極的に広く参加者を募った。その結果、約半数が一般参加となった。
第1部では宮城県マンション管理士会の高橋悦子会長の高橋悦子氏(=写真)が「『震災とマンション防災』~あ
なたの生命とマンションを守るために~」のテーマで講演、東日本震災の経験談を交えながら分譲マンションがいかに災害に備えるべきかを説いた。
また、第2部では、静岡県建築住宅局住まいづくり課の鈴木貴博課長が「マンション管理適正化法と県内のマンション事情」のテーマで登壇、県内のマンションの管理状況や課題を示し、マンション管理に主体性を持って取り組むことの重要性を訴えた。
講演後には、管理組合の非常時の対応などに関して熱心な質問が相次ぎ、また、行政に対してはマンション管理に積極的関与を求める声もあった。
森会長は、当日の新たな試みについて、「われわれは業界の改修技術の人材育成とレベルアップを目指しているが、同時にマンション管理組合やビルオーナーなどエンドユーザーの改修事業をサポートする受け皿としての使命も掲げている」として、「今後もユーザー向け勉強会などを積極的に行っていきたい」と話していた。









