静岡県マンション・ビル改修技術協会(SRTA )は、9月18日の第6回勉強会から4回にわたる「新人育成プログラム」をスタートさせており、多くの業界関係の若手技術者の参加を呼び掛けている。また、大規模修繕に取り組もうとするマンション管理組合やビルオーナーなども参考になる内容なので、一般にも門戸を開いて参加を受け入れていく考えだ。
マンションやビルの大規模修繕は、技術的な特性や、法制度、または居ながら工事などへの対応などソフト面でのノウハウなど、新築工事とは大きく異なる。そのため、しっかりと基礎を抑えた上で実践の中で経験を積んでいくことが求められる。
「新人育成プログラム」は、業界に入ったばかりの新人技術者に、基礎的な知識を学んでもらおうというもので、会員企業からも多くの要望が寄せられていた。講師は、首都圏を中心にマンションやビルなどの大規模修繕を専門に手掛ける富士防が担当する。
9月18日に実施した第6回勉強会では、準備編を実施したが、次回第7回勉強会(11月20日)で施工管理編➀、施工管理変編➁、また、第8回(1月22日)に法規・アフター編―を開講する。
参加希望者は誰でも受講が可能で、会員企業及びマンション居住者やビルオーナーは無料、会員外企業は1人1000円で受講可。
問い合わせ及び参加申し込みは、事務局・shizuoka-rta@ca.thn.ne.jp、または電話054(385)3018または090-2214-1920(藤原)。