静岡県マンション管理適正化推進協議会と静岡県マンション管理士会は共催で8月2日、浜松市内で分譲マンション管理セミナーを開いた。当日は、「マンション管理組合運営の再点検~管理費などの滞納について考える~」のテーマに約50人を集めた。
冒頭、静岡県マンション管理適正化推進協議会に所属する浜松市都市整備部石原敦資住宅課長があいさつに立ち、マンション管理計画認定制度への登録促進を訴えた。静岡県マンション管理士会の源間健二会長もマンションの高経年化、高齢化が着実に進んでいるとして、マンション管理への意識向上を求めた。
第1部では、静岡県マンション管理士会の北折勝美氏が、管理費などの滞納問題への対応策などについて講演、基本的には管理組合が責任を持って対応する必要があるとして、対応策などを説いた。
その後、第2部では参加者による意見交換会、第3部では管理に関する相談会を行った。
当日は、マンション大規模修繕などを技術的な立場からサポートする静岡県マンション・ビル改修技術協会役員も会場に招かれ、協会の案内などを手渡していた。